2018年2月号

ねじ屋の親父のひとりごと(会長:細山田秀明)vol.3

私には二人の息子が居たが、「会社には入るな」と言って育てた。
後継者を失ったとはいえ、今更、会社に入れとは言えなかった。
しかし、何が起こっても経営は続けて行かなければならない。
歯を食いしばった。

  1999年(平成11年)、大阪府で7番目に経営革新計画承認。 2000年(平成12年)、ドリームスクリュー、ドリームナットを販売するが、失敗に終わる。
2001年(平成13年)、化粧ナット(貫通タイプ)を販売すると、年間400万ヶ出るヒット商品になった。
その後も、グリップボルトナット(Sタイプ/Eタイプ)、Dキャップ、脱落防止ネジを開発・製品化し、自己資本比率も30%を越えた。
2008年(平成20年)には、大阪中小企業投資育成の投資を受け、資本金2,000万円に増資。その資金を元に、段付グリップボルト・ナット、シースルーボルト・ナット、ステンレスナイロン化粧ネジ・ナットを開発した。

段付グリップボルト

2011年(平成23年)に、経済産業省推奨の「知的資産経営報告書」を作成。
これが転機となった。
今迄すべてトップダウンで物事を決めてきたが、この後、ボトムアップ――社員から色々と新製品の提案が出始めた。

同年、シールビスの在庫販売を開始。その後、シールボルト、シールキャップボルト、オーバルシールビス、皿シールビス、皿キャップシールビスと、立続けに新製品を立ち上げる。これらはすべて社員の提案から生まれた製品だ。
私も負けてはいられない。
ソフトグリップボルト、マッシュルームノブ、クランプノブ、ラージグリップボルトと、どんどん新製品を出して行った。

だが、社員も負けてはいない。
先代の創業者が開発したノーリツビス、特ノーリツビス、プレートビス、これらも次々にカタログ化していった。

さらに昔からあったボッチビス等を標準化して在庫、さらにお客様と開発した逆セレート付皿ビスまで製品化、開発型ネジ商社としての地位も確立した。

シールビス

マッシュルームノブ

<次回へ続く>

本日のTOPICS
●大丸鋲螺の皿シールビス/皿シールキャップをご紹介!

大丸鋲螺のおすすめ製品
皿シールビス/皿シールキャップ

<特長>
●これ一本で漏れ防止機能があります。
●耐油性、耐熱性、耐候性に優れています。
●シールドと一体の為、作業性に優れています。
●シールドと一体の為、機能性が良く狭所での使用ができます。
●繰り返しの使用が可能です。(1〜3回)

低コストで不可能を可能に。
60年の実績で、試作品1ヶから応えるオーダーメイド

当社ではお客様のご要望をお聞きして、形状・材質・強度・数量などの条件を踏まえ、 切削、圧造、鍛造、プレス、ダイキャスト、MIM、ロストワックス等のあらゆる製造方法を検討し、 お客様の締結に対する「困った」を解決いたします。

制作事例

 一般の汎用ビスに付加機能を付ける事による製造コストの削減

(ア) 付加機能を付けることによる利点

1.

低価格の金型費で製作することが出来る。

2.

付加機能を付け加えることによって(下記の図面の場合ウチハ、ソトハの代用)組立工数を減らすことが出来て、製造コストを下げる効果がある。

3.

その他、セレーションを入れたりと、いろいろなバリエーションが可能です。

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